
Claude Codeで指定管理・PFI - 「エンジニアを雇わずにDX」が本当にできる時代に。今すぐ触れるべき理由を紹介。
指定管理者がClaude Codeを使うべき理由を、現場経験者のヤマザキ編集長が解説。日本語で指示するだけでアプリが作れるAIツールで、エンジニアを雇わずにDXができる時代が来ました。「予算が下りない」「うちの業務に合うツールがない」を諦めていた指定管理者・PFI事業者へ。導入時の3つのハードルと乗り越え方、最初の一歩の踏み出し方をお伝えします。学習研修ご提供中。
公開日2026/05/18
目次
「予算が下りないんで、今年もエクセル運用です」
先日、ある指定管理者さんとお話ししていて、こんな言葉を聞きました。
「自主事業の予約管理をシステム化したいんです。でも見積もり取ったら初期費用だけで数百万。ランニングも月10万。本部に上げたら、一発で却下されました」
似たような話、本当によく聞きます。
というか、私自身が事業会社側で指定管理に関わっていたとき、同じことを何度も経験しました。
現場のリアルを誰よりもわかっているのに、ツールがないせいで非効率に苦しむ。
本部は予算をくれない。ベンダーの見積もりは高すぎる。
規模が小さいから採算が合わない。
地方で頑張っている指定管理者・PFI事業者ほど、この壁にぶつかります。
だから結局、エクセルとFAXと付箋で回し続ける。
この構造、ずっとモヤモヤしていました。
デジタル化の波は来ているのに、肝心の現場ほど取り残されていく。どうにかならないのかと。
でも、本当に変わったんです。ここ1年で。
非エンジニアでも、自分の手でアプリが作れる時代が来ました。
Claude Codeというツールに出会ってからの、私自身の実感です。
今日は、その話をさせてください。
この記事でわかること
- Claude Codeとは何か、なぜ指定管理者・PFI事業者にこそ必要なのか
- 導入時にぶつかる3つのハードルと、その乗り越え方
- 「うちでもできるかも」と思った方への次の一歩
結論から言います。「エンジニアを雇わずにDX」が、本当にできる時代になりました
Claude Codeは、AnthropicというAI企業が出している開発支援ツールです。
ざっくり言うと、日本語で指示するだけで、アプリやシステムを作ってくれるAIです。
「予約管理ツール作って」と言えば予約管理ツールを。
「シフト表作って」と言えばシフト表を。
コードを一行も書けない人間でも、AIが裏で全部書いてくれる。
「いやいや、そんなうまい話あるわけ……」と思いますよね。
私も最初そう思いました。
でも、自分で触ってみて確信が変わりました。これは、現場の働き方を根っこから変える技術です。
なぜ、これが指定管理者・PFI事業者の話なのか
理由は3つあります。
1. 既製ツールが、現場に合わないから
指定管理・PFIの現場って、特殊なんです。
公民館の予約、スポーツ施設の利用申請、自主事業の教室管理、自治体への報告書作成、モニタリング指標の集計。
汎用SaaSではカバーしきれない業務だらけ。
「うちの業務に、ちょうどいいツールがない」。
これ、現場の方なら何度も経験されているはずです。
2. 予算がつかないから
これは前述の通り。
スケールメリットがない事業者ほど、ベンダーに頼んだら採算が合わない。
「ちょっとした業務改善ツール」のために、数百万の見積もりは出せない。
3. でも、自分で作れば「コスト構造」が変わるから
エンジニアを雇わない、外注しない、自分たちで作る。
これができれば、コストはAIの利用料だけ。
月数千円〜数万円の世界です。300万の見積もりが、ですよ。
しかも、できあがったツールは現場の業務に100%フィットします。当然です。現場の人間が、現場の言葉で発注しているんですから。
「実際に触っている人間」として、お伝えできること
私自身、毎日Claude Codeに向き合っています。
朝、コーヒー淹れて、画面に向かって「こういうの作りたいんだけど」と話しかける。
30分後にはプロトタイプが動いている。
「あ、ここちょっと違うんだよね」と修正を頼むと、すぐ直してくれる。
1週間後には、それが実際に動くツールになっている。
この体験、一度味わうと戻れません。
文系・非エンジニアの私でも、データベースを扱い、画面を作り、業務フローを実装できる。
指定管理の現場にいた頃に「これがあったら現場がもっと楽になるのに」と思っていたものを、自分の手で形にできる時代になっています。
そして何より大事なこと。「現場で困っていることを、現場の人間が直接ツールにできる」。
これが、Claude Codeが指定管理者・PFI事業者にとって特別な理由です。
エンジニアに発注すると、必ず「翻訳」が発生します。現場の言葉を要件定義書に直す。
仕様書に直す。
それでも伝わらない部分が出てくる。
出来上がったものが、ちょっと違う。よくある話です。
その「翻訳ロス」が、なくなる。現場の言葉のまま、ツールになる。これは大きいです。
ただし、ハードルは正直にお伝えします
ここまで読んで「よし、うちもやろう」と思ってくださった方。ありがとうございます。
でも、正直に言わせてください。まだ完全に「誰でもすぐできる」段階ではありません。
3つのハードルがあります。
ハードル①:導入と運用の壁
初期設定、ターミナル操作、コードの管理。
このあたりは、まだ専門知識がある人が伴走したほうが圧倒的に早いです。
独学でも不可能ではないですが、最初の1ヶ月で挫折する方が大半だと思います。
完全に文系メンバーだけで、企業として運用しきれるレベルにはまだ達していません。
ここは正直なところです。
ハードル②:セキュリティの壁
大企業はセキュリティチェックの基準が高くて、まだ導入のハードルが残っています。
でも先日お伝えした通り、NECが本格導入を始めています。
NECがついにClaudeを3万人に配る時代へ──指定管理者・PFI事業者にも「あの波」が来る
中小規模の指定管理・PFI事業者なら、適切な設定さえできれば、むしろ今がチャンスです。
ただし、非エンジニアだけで「セキュリティの穴」に気づくのは、現実的に難しい。
ここは正直に書いておきます。
ハードル③:「何を作ればいいかわからない」の壁
これ、意外と一番大きいかもしれません。
ツールを持っても、課題が言語化できていないと、AIに指示が出せません。「便利にしたい」だけでは、AIも何も作れません。
現場のワークフローを棚卸しして、どこにボトルネックがあるのか、何を自動化すべきなのか。この設計こそが、実はDXの本丸です。
それぞれのハードル、こう乗り越えます
指定管理者制度AI事務局では、この3つの壁にお答えする準備があります。
ハードル①へ:記事発信と研修で、最初の一歩を踏み出すサポート ハードル②へ:導入時の伴走で、安全な環境構築をお手伝い ハードル③へ:現場ワークフローの棚卸しから、何を作るべきかの特定までご一緒します
私はもともと指定管理者の事業会社で現場に携わってきました。
施設運営のオペレーション、自治体とのやりとり、提案書作成、本部とのせめぎ合い。
指定管理の現場で何が起きているか、どこに地雷があるかは、外側から眺めてきた人間ではなく、内側で実際に汗をかいてきた人間として知っています。
そのうえで、ここ1年はClaude Codeを毎日触り続けています。
「現場のリアル」と「AI技術」の両方の言葉がわかる人間は、まだそれほど多くありません。
コンサルでもなく、エンジニアでもなく、指定管理の現場を内側から知っている人間がAIを語る。
この立ち位置だからこそ、文系・非エンジニアの方が何でつまずくのかが、私にはわかります。
技術用語を技術用語のまま教える研修ではなく、現場の言葉で、現場の業務に紐づけて、お伝えできる。これが私たちの提供できる価値です。
まずは、触ってみるところから
長くなりました。最後に一つだけ。
Claude Codeに触れた瞬間に、私は確信しました。
この技術を現場に届けるのが、自分の仕事だと。
指定管理の現場にいた頃、「これがあれば現場がもっと楽になるのに」と思ったツールがいくつもありました。
でも当時は、それを自分の手で作るなんて発想すらありませんでした。
エンジニアに頼むしかなく、エンジニアに頼むには予算がいる。そして予算は下りない。詰みです。
あれから時代が変わりました。AIが、その壁を壊してくれる時代がやっと来ました。
「うちでもできるかも」と少しでも思ってくださった指定管理者・PFI事業者の方。
まずは触ってみるところから、一緒に始めませんか。
研修のご相談、お気軽にご連絡ください。
難しい話は抜きで、まずは「何ができるか」を一緒に見てみる時間を作れます。
御社の業務に合わせて、何が作れそうか、どこから始めるべきかをご一緒に考えます。
エンジニアを雇わずにDX。コンサルフィーを払わずに最適なツールを選ぶ。
すごい時代になりました。この時代を、一緒に楽しみましょう。
さいごにお知らせです
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ヤマザキは2004年から大学で指定管理者制度を研究し、
2010年からの10年間は、指定管理/PFI/PPPのコンペや運営現場の最前線に立ち続けてきました。
その後はスタートアップとの協業や出資、ハッカソンも数多く主催。「現場」と「未来」双方の知見を活かした情報発信を行っています。
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