
AI+Canvaで福祉施設の事業計画書を作ってみた【ケアハウス市立船橋長寿園】
ケアハウス市立船橋長寿園(軽費老人ホーム)の指定管理事業計画書を、AI+Canvaで作成しました。今回はCanvaを採用してデザイン品質が大きく向上。総作業時間は約7時間、ほぼ1日で完成。全26ページの完成版サンプルを無料ダウンロード公開中。指定管理者・PFI事業者必見の実践事例です。
公開日2026/06/22
目次
指定管理者・PFI事業者のみなさん、こんにちわ。 指定管理者制度AI編集長のヤマザキです。
ケアハウス市立船橋長寿園の事業計画書をAIとCanvaで作成しました! ダウンロードURLは本記事の最後にあります。
この記事でわかること
- 高齢者福祉施設(軽費老人ホーム・ケアハウス)の指定管理事業計画書の「完成品」が確認できる
- AIに加えてCanvaを使うと、提案書のデザイン品質がどこまで上がるのかが体感できる
- AIに任せていい部分と、人間が絶対に判断すべき部分の線引きがわかる
「人の暮らし」を預かる提案書は、スポーツ施設とは別物だった
これまでこのメディアでは、スポーツセンターや産業文化センターの事業計画書をAIで作ってきました。
正直に言うと、今回いちばん悩んだのは「トーンの作り方」です。
スポーツ施設なら、ワクワクや活気を前面に出していい。 でも福祉施設は違う。 派手なキャッチコピーや勢いのある言葉は、かえって「この人たち、現場をわかってないな」という逆効果になりかねない。
求められるのは、静かで、誠実で、地に足のついた言葉です。
ここはまさにAIの実力が試されるところでした。結論から言うと、最新のAIは、この「抑えたトーン」をかなり正確に再現してくれます。 煽らない。盛らない。 でも、入居者一人ひとりへのまなざしが、文章のすみずみから伝わってくる。 そういう仕上がりにできました。
今回の応募案件はこちら(申請期限にご注意を)
今回題材にしたのは、ケアハウス市立船橋長寿園の指定管理者募集案件です。
- 施設名:ケアハウス市立船橋長寿園(軽費老人ホーム)
- 所在地:千葉県船橋市飯山満町(船橋市ケア・リハビリセンター内)
- 規模:定員40名(単身居室30室・夫婦居室5室)
- 申請期限:★要確認(8/3まで)
ケアハウス市立船橋長寿園の指定管理者を募集します|船橋市公式ホームページ
「船橋市ケア・リハビリセンター」という複合施設の一角を担う、地域に深く根ざしたケアハウスです。 心身機能の低下などで独立した生活に不安のある高齢者の方が、安らぎとゆとりの中で自立した暮らしを続けられるよう配慮された住居施設——それが長寿園です。
申請期限が迫っている案件ですので、検討中の事業者さんは、今回のサンプルをぜひ早めに参考にしてみてください。
今回いちばんの変化は「Canvaの採用」です
これまでの計画書づくりと決定的に違うのが、今回Canvaを本格採用した点です。
これが、想像以上でした。
正直に言います。デザイン力が、爆上がりします。
AIが書いた文章をそのままドキュメントに流し込むだけだと、どうしても「文字が多くて読む気が削がれる」提案書になりがちでした。 審査員も人間ですから、ぎっしり詰まったテキストの壁を前にすると、それだけで読む気力が削がれてしまう。
ところがCanvaを噛ませると、各章の要点が図解・アイコン・色分けされたボックスにきれいに整理され、「パッと見て要点が頭に入る」ページに変わる。 今回の計画書も、運営理念の3本柱、食事サービスの実施施策、入所判定のプロセスフローなどなど。 こうした構造を、すべてビジュアルで見せられるようになりました。
中身の論理はAIが、見た目の伝わりやすさはCanvaが。 この分業で、提案書のクオリティが一段引き上がった実感があります。
作成時間は、総合計で約7時間。ほぼ1日です
気になる作業時間ですが、今回は総合計で約7時間ほどでした。
内訳をざっくり言うと、募集要項の読み込みと構成設計、AIによる全章の執筆、そしてCanvaでのデザイン整形。 これらを合わせて、おおよそ1日いただければ完成する感覚です。
従来、福祉施設の計画書を一から書けば、複数人がかりで2週間〜1ヶ月はかかる作業量です。 それが、ほぼ1日。しかもデザインまで仕上がった状態で。
「早ければいいってものじゃない」——その通りです。 だからこそ強調したいのは、早く骨格ができるぶん、本当に大事な中身の検討に時間を回せるということです。 ここは後半でもう一度触れます。
ここに「あなたの会社の情報」を入れたら、もっと強くなる
今回のサンプルは、あくまで公開情報をベースにAIが組み上げた「型」です。
でも、本当の勝負はここから。
この型に、あなたの会社ならではの情報を入れ込んだら、提案書は一気に「あなたにしか書けないもの」に化けます。
たとえば——自社が過去に運営してきた施設での具体的な実績。 地元で築いてきた医療機関や地域団体とのネットワーク。 職員さんの定着率や独自の研修制度。 現地に足を運んで集めた、その施設ならではの課題。
こうした一次情報は、AIには絶対に作れません。 でも、AIが整えた骨格があれば、あなたはこの「中身を入れ込む」という最も価値の高い作業に集中できる。 ゼロから書く労力を、まるごとそこに振り向けられるわけです。
汎用的な型は、AIとCanvaに任せる。あなたにしか書けない中身は、あなたが入れる。 これが、いちばん強い使い方です。
AIが得意なところ、人間が絶対に手放してはいけないところ
ここははっきり言わせてください。
AIとCanvaに任せていいのは、「構成」「文章化」「デザイン」です。 募集要項を読み込んで章立てを組む。 理念を全章で一貫させる。 要点を図解に整える。 こうした作業は、AIとCanvaが圧倒的に速い。
でも、人間が絶対に手放してはいけないものがあります。
それは、現場で集めた一次情報と、数字の最終判断です。
その施設に、いま何人の入居者がいて、平均介護度はどう推移しているか。 近隣にどんな医療機関があり、これまでどんな連携実績があるか。 そして収支計画の人件費や修繕費を、本当にこの金額で回せるのか。
これは、現地に足を運び、自社の経営として責任を持って判断してはじめて確定する情報です。 今回のサンプルも、収支表や人員配置は「こういう構造で組む」という設計まではAIが支援できますが、最終的にその数字にハンコを押すのは人間です。 ここを混同してはいけません。
AIとCanvaは、あなたの「現場の声」と「経営判断」を最高の形で輝かせる道具。 判断と、足で稼いだ情報は、あくまで人間のもの。 この役割分担を守るからこそ、信頼できる相棒になります。
詳しい作り方は、追って記事にします
「で、具体的にどうやってAIとCanvaを連携させたの?」
今回の作成手順は、別記事でじっくり解説する予定です。 どのプロンプトでどう指示したか、Canvaのどの機能をどう使ったか——実務でそのまま使える工程を、追ってお届けします。 お楽しみに。
まずは、完成した実物を見てください。 👉 ダウンロードフォームは、この記事のいちばん下にあります!
最後に、一つだけ。
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私は、AIとCanvaで作成した事業計画書をどんどん公開していきます。 そのほか、AIを絡めた指定管理・PFI事業の運営改善に関する情報も発信します。
ひきつづきご注目ください。
AI+Canvaで作り上げた福祉施設の事業計画書【全26ページ】
実際に作成した生の事業計画書を無料公開中!

資料に含まれる内容
- Canva採用でデザイン品質が大幅向上
- 総作業時間 約7時間・ほぼ1日で完成
- AIで生成した図解・画像を多数収録
- 予防保全→人件費再投資の収支設計まで掲載
- PDF、26ページ
- 利用制限問わず

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ヤマザキは2004年から大学で指定管理者制度を研究し、
2010年からの10年間は、指定管理/PFI/PPPのコンペや運営現場の最前線に立ち続けてきました。
その後はスタートアップとの協業や出資、ハッカソンも数多く主催。「現場」と「未来」双方の知見を活かした情報発信を行っています。
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