
【完全版公開】船橋市総合体育館及び船橋市武道センターの指定管理者事業計画書をClaude×NapkinAIで6時間で完成!AI時代の指定管理者戦略
指定管理者制度AI編集長ヤマザキが、Claude×NapkinAIで船橋市総合体育館・武道センターの事業計画書(75ページ・図表70個)を6時間で完成させた実験レポート!前回のテキスト版から進化したデザイン完全版の作成過程と、AI時代の指定管理者に求められる新しい働き方を詳解。完全版PDF無料ダウンロード可能。現地説明会前日戦略が現実的になった理由とは?
公開日2025/08/02
目次
指定管理者制度AI編集長ヤマザキです。
前回の記事で、Claudeを使って3時間で事業計画書のテキスト部分(約50,000字)を書き上げた実験についてお伝えしましたが、覚えていらっしゃいますか?
実は、あの記事を公開した後、読者の皆さんから「文字だけじゃなくて、実際の提出版はどうなるの?」という質問を多数いただいたんです。
そこで今回は、デザインまで含めた完全版を6時間で仕上げた全記録をお届けします!
前回からの進化:「でも、見た目はどうするの?」問題
前回の記事を読んだ方なら、こう思ったはずです。
「文字は書けたとして、実際の応募では図表とかデザインも必要でしょ?それもAIでできるの?」
まさにその通りなんです。実際の事業計画書って、文字だけじゃダメですもんね。
そこで今回投入したのが、NapkinAIというデザイン特化のAIツールです。このツール、テキストを入力するだけで適切な図表やイラストを自動生成してくれる優れものなんです。
今回の挑戦:6時間で何をやったか
📝 Claude(前回の続き):3時間 → 45,000字の文章完成 🎨 NapkinAI(今回の新戦力):3時間 → 70個の図表・イラスト作成 ⏰ 合計:6時間で75ページの完全版が誕生
正直、自分でもびっくりしています。6時間前には存在しなかった事業計画書が、今目の前にあるんですから。
Before / After:見た目が変えた「印象」の話
ここで、リアルな話をさせてください。
同じ内容でも、見せ方でこんなに変わるものなんですね。
Before(前回のテキスト版)を見た人の反応
「内容はしっかりしているけど、ちょっと読むのが大変かな...」
「数字が多くて、パッと見で理解しづらい」
After(今回のデザイン版)を見た人の反応
「うわ、これ本格的!」
「一目で全体像がわかる」
「提出前提で作ってるのが伝わる」
同じ内容なのに、この差です。 見た目って、本当に大事なんだなと実感しました。
「現地説明会前日戦略」が現実的になった理由
前回の記事で提案した「現地説明会前日戦略」、覚えていらっしゃいますか?
あの時は「理論上は可能」程度でしたが、今回の実験で**「完全に実用レベル」**になりました。
なぜそう言えるのか?
実際に75ページ・70個の図表入りの事業計画書が手元にあるからです。これ、そのまま提出できるクオリティなんですよ。
つまり、こんなシナリオが現実的になったということです:
金曜日の夕方: 「来週火曜日に現地説明会があるから、若手のA君、事業計画書のたたき台作っておいて」
月曜日の朝: A君「できました!75ページの完全版です」
あなた: 「え...まじで?(内容確認)...これ、本当にA君が作ったの?」
こんな未来が、もう目の前にあります。
新しい時間の使い方が見えてきた
そして重要なのは、ここからです。
事業計画書作成に3ヶ月かけていた時間を、何に使いますか?
私なら、こう使います:
- 🤝 地域のキーパーソンとの関係構築 - 実際に現地に足を運んで、顔の見える関係を作る
- 💭 戦略の練り直し - AIが作った提案を叩き台に、現実的な改善案を検討
- 📞 利用者団体との対話 - 「こんな提案なんですが、どう思いますか?」の壁打ち
- 🎯 受託後の協力体制づくり - 「一緒にやりましょう」の合意形成
これこそが、AI時代の指定管理者に求められる働き方だと確信しています。
時間配分革命:数字で見る変化
データで見ると、変化の大きさがよくわかります。
従来の時間配分(3ヶ月の場合)
📝 文書作成・資料作成:70%(約2ヶ月)
🤝 地域関係者との調整:20%(約3週間)
💭 戦略検討・練り直し:10%(約1週間)
AI活用後の時間配分
📝 文書作成・資料作成:10%(6時間)← AI化
🤝 地域関係者との調整:60%(約2ヶ月)← 大幅増加
💭 戦略検討・練り直し:30%(約1ヶ月)← 大幅増加
要するに、人間しかできないことに集中できるようになったということです。
AI時代の「勝てるスキル」と「危険なスキル」
ここまで読んでくださった皆さんに、正直にお伝えしたいことがあります。
AIに任せられるようになったこと
- ✅ 事業計画書の文章作成 - Claudeが論理的で専門的な文章を生成
- ✅ 図表・デザイン作成 - NapkinAIがプロレベルのビジュアルを自動生成
- ✅ 数値計算・予算作成 - 複雑な収支計画も瞬時に算出
逆に、人間の価値が高まったこと
- 🤝 地域との感情的なつながり - 信頼関係は人間にしか築けない
- 🧠 現場に根ざした戦略的判断 - データでは読み取れない「空気感」の理解
- ❤️ 地域愛と現場理解 - その地域に対する本当の想いと理解
つまり、これからの指定管理者に求められるのは「技術力」ではなく「人間力」です。
実物を見て、体感してください
ここまで説明してきましたが、百聞は一見にしかず。
実際の完成品を見ていただくのが一番だと思います。
中身を少しネタバレすると:
- 📄 75ページの大作 - A4用紙にプリントしたら結構な厚みになります
- 📝 45,000字の本格内容 - 新書1冊分の分量、読み応え十分
- 🎨 70個の図表・イラスト - ページをめくるたびに視覚的な発見があります
- ✨ そのまま提出可能なクオリティ - 本当に応募できるレベルです
ダウンロードして、ぜひ**「AI時代の事業計画書」**を体感してみてください。
正直に告白:完璧ではありません
ここまで「すごい、すごい」と言ってきましたが、正直にお話しします。
完璧ではありません。
人間による検証・修正が必要な部分
- 📊 数値の根拠確認 - 利用者予測や収支計画の妥当性チェック
- 🏛️ 地域事情の反映 - 現地の政治的背景や社会情勢の理解
- 📅 最新情報の更新 - 制度変更や施設状況の最新情報
だからこそ、人間の価値があるんです。
AIが作ったものは「最高品質のスタートライン」であって、「完璧な答え」ではありません。
業界の未来を一緒に創りませんか?
最後に、読者の皆さんにお伝えしたいことがあります。
今日からできる小さな一歩
もし「AI活用、やってみたいな」と思われたら、今日からでもできることがあります:
- 🔧 まずはAIツールに触れてみる - Claude ProやNapkinAIの無料版から始める
- 💬 地域の人との対話時間を増やす - 事業計画書作成の合間に現地訪問
- ❤️ 地域への関心を深める - 地元のニュースや課題により注意を向ける
小さなことからで大丈夫です。大事なのは「始める」ことです。
まとめ:新しい時代の扉が開いた
6時間で75ページ・70個の図表入り事業計画書が作れる時代になりました。
でも、ここで伝えたいのは「すごいでしょ?」ということではありません。
「人間の価値が、より明確になった」ということです。
地域の人々との心のつながり、現場で培った経験と知恵、創造的なアイデアと情熱。
これらの人間らしい価値を、AIという強力なツールで増幅させる。
それが、AI時代の指定管理者の勝ち筋だと確信しています。
指定管理者業界の皆さん、一緒に新しい時代を創っていきましょう!
AIが6時間で作り上げた約50,000字の事業計画書【デザイン付き&完全版】
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資料に含まれる内容
- AIで生成した画像・図形
- 文脈に沿った適性な文体
- PDF, 76ページ
- 参考資料・研究目的での利用OK
本日は以上です。ヤマザキでした!

指定管理者制度に携わる皆様の業務効率化と採択率向上をサポートする記事をお届けしています。
ヤマザキは2004年から大学で指定管理者制度を研究し、
2010年からの10年間は、指定管理/PFI/PPPのコンペや運営現場の最前線に立ち続けてきました。
その後はスタートアップとの協業や出資、ハッカソンも数多く主催。「現場」と「未来」双方の知見を活かした情報発信を行っています。
その経験をもとにした本サービス「指定管理者制度AI」では、実際にAIを活用した提案書・企画書作成サービスを展開。 豊富な採択事例データベースと高度な自然言語処理技術により、要点整理から文書構成の最適化まで包括的にサポートします。
自治体要件の読み取り、競合分析、予算計画の策定など、指定管理者応募に必要な業務を効率化し、 質の高い提案資料を短時間で作成できる専門AIツールを提供しています。