シテカンノミライ

【2025/10/30】今日押さえておきたいAI最新ニュース

指定管理者制度AI編集長:ヤマザキ

「AIなんて、公共施設の運営には関係ない」

そう思っていた時期が、私にもありました。しかし、今日お伝えする3つのニュースを見れば、その考えは変わるはずです。 なぜなら、今まさに起きているAIとロボットの革命は、私たち指定管理者の現場を、近い将来に必ず根底から変えようとしているからです。

人手不足、業務効率化、利用者サービスの質向上——これらの課題に、AIはどう答えを出そうとしているのか。 今日のニュースから、その未来を一緒に見ていきましょう。

この記事でわかること

• GoogleのAIツール『Pomelli』が広報・マーケティング業務をどう変えるか
• 脳とコンピュータを繋ぐ技術が、障害者雇用の未来をどう拓くか
• 人型ロボット『NEO』が指定管理施設の人手不足解消にどう貢献するか

【第3位】Google『Pomelli』——施設PRの「属人化」から解放される日

結論:広報担当がいなくても、施設の魅力を伝えられる時代が来る

指定管理者の皆さん、こんな悩みはありませんか？

「イベント告知のSNS投稿、いつも同じ人が作っている」
「担当者が休むと、広報が止まってしまう」
「デザインセンスがなくて、チラシがダサい」

GoogleがリリースしたAIマーケティングツール『Pomelli』は、こうした課題を一気に解決する可能性を秘めています。

理由:URLを渡すだけで、AIが施設の「らしさ」を学ぶ

Pomelliのすごさは、施設のウェブサイトのURLを渡すだけで、AIがデザインのトーンや文章の雰囲気を丸ごと学習し、その施設らしい広告を自動生成してくれる点です。 Googleはこれを「Business DNA（ビジネスの遺伝子）」と呼んでいます。

例えば、図書館なら静かで知的な雰囲気、スポーツ施設なら活気あるエネルギッシュなデザイン。 施設のカラーや価値観を理解した上で、SNS投稿やイベントバナーを自動で作ってくれるのです。

具体例:広報業務の民主化が始まる

現在はアメリカなどでの試験運用段階で、日本での展開は未定です。 しかし、既にCanvaのような類似ツールは存在します。 ただし、Canvaはブランドカラーやロゴを手動で設定する必要がありました。

Pomelliはその設定作業すら不要。 これは、「デザイナーがいなくても、誰でもプロレベルの広報物を作れる時代」の到来を意味します。

「〇〇さんに夏まつりのチラシを作ってもらったけど、ちょっと微妙だよな。。。どうやってフィードバックしよう。。。」

といった感じの指定管理者現場あるあるも近い将来なくなりそうですね！

では、人間の広報担当者は不要になるのか？

答えはノーです。 AIが作った広告が炎上リスクを孕んでいないか、 本当に施設の魅力を伝えられているか ——最後に判断するのは人間です。 そして、その判断力を養うには、自分で手を動かした経験が何より重要なのです。

AI時代だからこそ、現場で手を動かした経験こそが、あなたの武器になる。

【第2位】Neuralink、英国で脳チップ手術成功——バリアフリーの概念が変わる

結論:「思考するだけで操作する」が、障害者雇用を変える

イーロン・マスク率いるNeuralinkが、イギリスで脳にチップを埋め込む手術に成功しました。 これは単なる医療技術の進歩ではありません。 遠くない将来に、指定管理施設における障害者雇用と利用者サービスの未来を大きく変える可能性を秘めています。

理由:体が動かなくても、思考で機械を操作できる時代へ

今回、運動ニューロン疾患の患者さんに埋め込まれたチップにより、思考するだけでパソコンを操作できるようになったと報告されています。

これが意味するのは、身体的な制約があっても、受付業務やデータ入力、施設予約管理といった仕事ができる未来です。

具体例:施設管理の現場で何が変わるか

想像してみてください。 車椅子利用者が、思考だけで施設の予約システムを操作し、照明や空調をコントロールする。 視覚障害者が、脳の信号でAI音声案内を呼び出す。

こうした技術は、バリアフリーの概念そのものを書き換えます。 「施設側が物理的な障壁を取り除く」のではなく、「利用者自身が技術で障壁を乗り越える」時代が来るのです。

イーロン・マスクが見据える未来

Neuralinkの最終目標は医療に留まりません。 マスクが目指すのは、キーボードや音声入力よりも遥かに速い「思考速度でのコミュニケーション」です。

業務報告も、利用者対応も、会議も——全てが思考の速度で行われる。 そんな未来が、もう遠くないところまで来ています。

私たちができる最初の一歩

「とはいっても、なんか現実感がないな～」 「なにをすればいいだよ。。。」

と、思う方多いと思います。 非常にお気持ちわかります。 私が最初の一歩としておすすめしたいのは、まず、こういった未来がくる可能性があることをきっちり理解し、発信することだと思います。

事業計画書の考え方のところでもいいですし、 企業のブログでもいいでしょう。

そういった未来が来ることをきちんと理解している姿勢をまずは見せることで、行政や利用者の方から信頼を勝ち得ることにつながると思います。 ひきつづき、私たちはこちらの情報はウォッチしていきますので、みなさんもぜひ、ご注目ください！

【第1位】人型ロボット『NEO』注文受付開始——施設の人手不足が終わる日

結論:「一施設に一台」のロボット時代が始まった

これは、私たち指定管理者にとって最も重要なニュースかもしれません。

アメリカの1X Technologies社が、家庭向け人型ロボット『NEO』の注文受付を開始しました。 価格はサブスクで月額約7万5千円、買い切りで約300万円。 2026年にはアメリカで配送開始予定です。

理由:清掃も受付も、ロボットが担える時代へ

NEOは身長約165cm、体重30kgと、施設内でも圧迫感のないサイズ。 洗濯物を畳んだり、宅配便を受け取ったり、簡単な清掃作業をこなします。

「でも、お掃除ロボットでいいんじゃないの？」

そう思われるかもしれません。 しかし、人型である理由があります。

具体例:人間規格の施設には、人型ロボットが最適

ドアノブの高さ、棚の位置、スイッチの形状——私たちの施設は全て「人間が操作すること」を前提に設計されています。 だからこそ、人間と同じ形をしたロボットが、最も効率よく施設管理業務をこなせるのです。

現時点では「新米お手伝いさん」レベルですが、ソフトウェアアップデートで日々進化していきます。 最初はぎこちなくても、1年後、3年後には受付業務や館内案内まで担当できるようになるでしょう。

信頼性は？OpenAI出資の実力

開発元の1X社は2014年からロボット開発を続けるパイオニアで、ChatGPTのOpenAIが出資しています。 技術力と信頼性は折り紙付きです。

指定管理者が知っておくべきこと

月額7万5千円は、アルバイトスタッフ1人分よりも安い。 しかも24時間稼働可能で、休暇も社会保険も不要です。

これは、慢性的な人手不足に悩む指定管理施設にとって、まさにゲームチェンジャーと言えるでしょう。

「提示の施設巡回してくれないかな～」 「夜間に館内清掃してくれないかな～」 「お客様のご案内してくれないかな～」 「管球交換してくれないかな～」

と、やって欲しいことを考え出すと、やめられない・とまらないですよね！！ これは本当にインパクトが大きいニュースです！ こちらの情報もひきつづき、ウォッチしていきますので、こちらのサイトをひきつづきご注目ください１

まとめ:変化を恐れず、可能性を掴もう

今日お伝えした3つのニュースに共通するのは、「AIとロボットが、現場の課題を解決する」という明確なメッセージです。

• 広報の属人化 → AIが誰でも使える広報ツールに
• 障害者雇用の壁 → 脳インターフェースが可能性を拓く
• 人手不足の深刻化 → 人型ロボットが戦力になる

大切なのは、これらの技術を「自分たちには関係ない」と切り捨てないこと。 むしろ、「どう活用できるか」と前向きに考えることです。

AI時代の指定管理者は、技術を味方につけた者が勝つ。 そして、その第一歩は、今日このニュースを知ったあなたから始まります。

指定管理事業者様にとって、未来を変える情報発信を私たちは心がけます。 今後とも当サイトを応援よろしくお願いします！

未来は、準備した者だけに微笑む。あなたは、どの未来を選びますか？

指定管理者制度AI編集長:ヤマザキ
2025年10月30日

参考URL

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