
【DL可能】AIでつくった鴨川オーシャンパーク指定管理者制度 事業計画書
鴨川オーシャンパークの指定管理者事業計画書をAIで作成し、全文公開。Claude Sonnet 4.5、Napkin AI、Gemini、Canva、Manusを組み合わせた実例を紹介。画像生成の苦労話から、複数AIツールの使い分けまで、実務で使えるノウハウを透明に公開します。事業計画書作成のハードルを下げる社会実験、ぜひご覧ください。
公開日2025/10/17
目次
はじめに
こんにちは。
指定管理者制度AI編集長のヤマザキです。
今回は、複数のAIツールを組み合わせて作り上げた鴨川オーシャンパークの事業計画書を、まるごと公開します。
使ったのは、Claude Sonnet 4.5、Napkin AI、Gemini、Canva、そしてManus。
それぞれの得意分野を活かして、テキスト・図形・画像・リサーチを統合しました。
なぜ複数のAIを使うのか
正直に言います。
ひとつのAIだけでは、まだ限界がある。
文章はClaudeが得意。
図形の美しさはNapkin AIが光る。
画像編集ならGemini。
シンプルな図表はCanvaで素早く。
事前のリサーチ整理と一部画像出力はManusで。
それぞれが「ここだけは譲れない」という強みを持っています。
だから私は、AIをチームとして使うことにしました。
指定管理者の事業計画書って、文章だけじゃ伝わらない。
施設の未来を描くには、イメージ図も、収支表も、理念を視覚化した図形も必要です。
そのすべてを、AIの力で揃えました。
苦労したこと ── 画像出力のリアル
一番苦労したのは、画像出力です。
思った通りに出力できない。
これはまだ、AIの課題です。
ただし、編集はかなりやりやすくなりました。
Geminiに搭載されたNanoBanana機能のおかげで、サンプル写真に対して「清掃員を入れて」「散歩している家族を足して」「夜にして」といった自然な編集が可能になったんです。
でも、ゼロから「こういう写真がほしい」と思い通りに出力するのは、まだ少し難しい。
出力にも時間がかかります。
なぜそれでも画像生成AIを使うべきか
指定管理の応募書類で一番困るのが、イメージ写真です。
更新でもない限り、どうしても他施設の取り組み写真を使うことになる。
そうなると、「うちが運営したらこうなる」というビジュアル訴求が、現指定管理者に負けてしまうんです。
でも、AIを使えば違います。
自分たちが描く未来のイメージを、画像として提示できる。
たとえ完璧じゃなくても、「こういう雰囲気の施設にしたい」という熱量は伝わります。
それが、提案の説得力を大きく変えるんです。
だから私は言います。
時間と相談しながら、わかりやすい指示で出力していくこと。
それが、今のAI画像生成との上手な付き合い方です。
使ったツール一覧
ツール | 役割 |
---|---|
Claude Sonnet 4.5 | テキスト出力・文章構成 |
Napkin AI | 図形・ビジュアル作成 |
Gemini | 画像編集(NanoBanana活用) |
Canva | 簡易な図表作成 |
Manus | 事前リサーチ資料整理・一部画像出力 |
それぞれが得意分野で力を発揮し、ひとつの事業計画書として統合されました。
公開の意義
-
透明性
AIが書いたものを、そのまま出す。隠さない。 -
ハードルを下げる
「AIを使えば、自分たちも応募できるかも」と思ってもらいたい。 -
社会実験
「複数AIの組み合わせで、ここまで行政ドキュメントが作れる」ことを示したい。
現状のレベル
1. ファクトチェックは必要
AIが書いたものをそのまま提出するのは、まだ無理です。
担当者や上司による細かい確認が必要。
でもこれは、部下が書いた事業計画書でも同じですよね。
2. デザインレベルはまだまだ人力が必要
図やイメージ図は、Napkin AIやManusで品質高く、素早く出力できます。
が、全体的なデザイン構築は、まだ人の手が必要です。
3. 作業時間は圧倒的に早い
テキストベースなら、50,000字を3時間で出力可能。
この圧倒的スピードは、人の作業を凌駕しています。
これから
私は、事業計画書×AIの情報をどんどん公開していきます。
AIを絡めた指定管理事業の運営改善に関する情報も発信します。
ひきつづきご注目ください。
AIは、もう「使える」レベルに来ている。
AIが作り上げた約50,000字の事業計画書【AIで作ったデザイン付き版】
実際にAIで作成した生の事業計画書を無料公開中!

資料に含まれる内容
- AIで生成した画像・図形
- 文脈に沿った適性な文体
- PDF, 52ページ
- 参考資料・研究目的での利用OK

指定管理者制度に携わる皆様の業務効率化と採択率向上をサポートする記事をお届けしています。
ヤマザキは2004年から大学で指定管理者制度を研究し、
2010年からの10年間は、指定管理/PFI/PPPのコンペや運営現場の最前線に立ち続けてきました。
その後はスタートアップとの協業や出資、ハッカソンも数多く主催。「現場」と「未来」双方の知見を活かした情報発信を行っています。
その経験をもとにした本サービス「指定管理者制度AI」では、実際にAIを活用した提案書・企画書作成サービスを展開。 豊富な採択事例データベースと高度な自然言語処理技術により、要点整理から文書構成の最適化まで包括的にサポートします。
自治体要件の読み取り、競合分析、予算計画の策定など、指定管理者応募に必要な業務を効率化し、 質の高い提案資料を短時間で作成できる専門AIツールを提供しています。